鍛造とは

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鍛造とは文字通り「鍛えて造る」ということですが、鉄を高温度に加熱し、打撃による形状の変化を目的とします。
もちろんその形状は、概ねお客様の御要望に応える形状で鍛造します。
この打撃の作業は、昔の刀鍛冶のように手に金づちを持って行うわけにもいきません。

現在、小社では「1/4(4分の1)トンエアハンマー」と呼ばれる機械を使って作業を行っております。

焼けた鉄にこのハンマーで打撃を加える事により、金属素材内部の隙間や空洞部分を潰し結晶を微細化し強度を高めていきます。

この「1/4トンエアハンマー」は1人では十分に使いこなせません。
小社では3人でこの機械を使い、3人で1つの物を造り上げて行きます。

これは3人の息が合わないと「鉄を熱いうちに打て」なくなるので、なかなかに難しい作業となります。

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鍛造について

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鍛造とは、 一言で言うと昔の「刀鍛冶」です。

 

鉄を焼いて、ハンマーで叩く事により各鋼種【SC材・ASTM材・ステンレス・インコロイ・チタン(TB340)(6-4チタン)・アルミ・銅(キュウプロニッケル)バネ鋼(SUP10)】の特性を生かすことを目的としています。

これを弊社では「大阪ガス」と提携し、コンピューター制御によって、 加熱に発生する素材変化等をなくし、 より良い製品の製造に不可欠な「加熱炉」、 『バッチ式ガス炉』をその第一号機として採用しました。

続いて、「ハンマーで叩く」という行為は、昔のように、『自らの手で』というわけにはいかないので、空気圧を利用した、 エアーハンマーを使用しています。
これはペダル式のもので、最大約250kgのパワーを持つものです。
これによって、あらゆる形状のもの(ベタ角、ベタ丸、ボス付き、角伸ばし、丸伸ばし)を鍛造製作できます。
これにおいては、「職人」の腕と、「先手(さきて)」と呼ばれる補佐役、鍛造母材を加熱する「カネ焼き」との、呼吸とバランスがものを言います。
この実現が弊社の鍛造メーカーとしての地位を築き上げました。

自由鍛造の第一の特徴としましては、お客様が必要な数量だけを製造し、高額な金型費、在庫費等の不必要な出費を節約する事を、メリットとしています。

 

また、短納期でも金型が不要なため対応ができます。

現在の『3K』部門に入る労働ではありますが、技術を若人に伝え、PL法等による品質等の管理を重視し現代社会に対応ができる企業となることをモットーとしております。

鍛造について

鍛造品の特徴

鍛造品は機械構造部品の基礎です。

鍛造品の主な特徴は

・ 製品形状に沿ったメタルフロー(鍛流線)が得られ強度がアップします。
・ 圧力を加えることにより、組織が緻密となり内部欠陥がありません。
・ 機械加工が省略、または節減できるので、時間短縮、コスト削減に繋がります。
・ 同じ強度を保ちながら肉厚を薄くすることで軽量化でき、材料の無駄がありません。

以上のような多くの特徴をもつ鍛造品は強靭で信頼性が高く、幅広く機械構造部品に使用され、他に変えがたい素形材である。