鍛造の目的

鍛造の目的

鍛造は金属材料の加工法としては最も古くから行われてきた方法であり、その目的は希望の寸法、形状への成形と、性質の向上とにあります。(製品に近い形状、寸法に成形加工することによって歩留りの向上を図ることに意義があります。又、鋼を鍛えることによって組織を均一、ち密にし強度や靭性の向上も主要な目的です。)

鍛造の種類

鍛造の種類

温度によっていくつかに分けられるが、主なものは、冷間鍛造、温間鍛造、熱間鍛造等があります。弊社はこの熱間鍛造に区分されます。

加工方法においてもいくつかの種類があり、フリー鍛造(自由鍛造)、型鍛造、特殊鍛造等があり、弊社で行っているのはフリー鍛造(自由鍛造)です。

フリー鍛造は小ロット多品種に対応することができ、その本領を発揮します。
大量生産前の試作などには有効です。
試作等の依頼も少なくありませんが、2次加工での取り代は型鍛造に比べると多くなります。

型鍛造は量産品に適しており、2次加工での取り代は最小限に抑えることができます。但し、小ロットには対応しづらく、専用の金型が必要になります。

一般的なフリー鍛造では型鍛造のような精密な金型は使用しません。
多品種に対応する為に、ある程度取り代に余裕を持った簡易型を使用します。
その為、やはりある程度の取り代がついてしまうのは避けられないことが多いですが、弊社では2,000種を超える簡易型を常備しており、それを駆使することによって、多品種に対応しつつ、極力取り代を減らす努力をしております。

鍛造の種類

熱間鍛造とは

フリー鍛造(自由鍛造)

主に大物鍛鋼品に適用し、プレスを使用、量産品には向かない。取り代は多い。

型鍛造

主に量産品の小物鍛鋼品に適用。プレスやハンマーを使用。取り代は少ないが専用金型費がかかる。

特殊鍛造

GFM鍛造機やリングローリングミル、回転鍛造機等の特殊鍛造設備をプレスと組み合せる方法。

・GFM鍛造機:軸状製品の鍛造に適している。

・リングローリングミル:リング状製品の鍛造に適している。専用ロールを製作すれば、SOやWN等の段付き異径品も仕上形状に沿った形状で鍛造可。

鍛造製作の作業工程